(公財)浜松市文化振興財団が管理している施設をご案内いたします。
浜松文芸館
住所 |
〒430-0916 浜松市中央区早馬町2-1 クリエート浜松4階・5階 |
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電話番号 |
053-453-3933 |
FAX番号 |
053-453-3933 |
オープン |
9:00~17:00 |
クローズ |
年末年始(12月29日から翌年の1月3日) |
アクセス |
JR浜松駅より徒歩10分 遠州鉄道「遠州病院駅」東隣 遠州鉄道バス「県総合庁舎」、「常盤町」バス停下車 <駐車場> クリエート浜松には専用駐車場がございません。 提携駐車場OGURIパーキング1・OGURIパーキング2をご利用の場合は、 一律200円引き(40分無料)いたします。1階事務室前の認証機に駐車券をお通しください。 |
お知らせ
観覧料
入場無料
展示のご紹介
【特別収蔵展】
【浜松ゆかりの女性作家 鷹野つぎ展~その生涯と作品~】
令和7年3月1日(土)~6月15日(日)*入場料無料
島崎藤村は、鷹野つぎの小説集『悲しき配分』が講談社から大正11年に出版される時、AとBという対話形式の序文を書いたことが、当時話題になりました。今回の展示にあたって、こんな対話が聞こえてきそうです。
A「鷹野つぎって誰?どんな人?」
B「浜松の尾張町(当時は下垂:しもたれ)の油商家に生まれ、浜松高等女学校(現在の浜松市立高校)を卒業した女性で、島崎藤村に認められ、大正から昭和の文壇に登場した作家だよ」
A「どんな作品を書いたの?」
B「小説、随筆、評論、回想文…いろいろ書いた人でね……」
…このAさんの質問に答えようと、今回の展示は、母校である浜松市立高校の協力を得て、年表や写真で生涯を振り返り、つぎが暮らした明治から大正時代の浜松の地図や作品の本文を抜粋した拡大掲示などを用意しました。見て、読んで、大正から昭和前半、病や経済的困難、肉親の死といった苦難の中、執筆活動をつづけた女性作家の存在を知っていただけたら幸いです。
★展示内容から紹介します
〇つぎと島崎藤村についての紹介
〇夫の鷹野弥三郎の故郷、長野県南佐久郡小海町の松原湖畔にあるつぎのお墓と文章碑の紹介
〇大正13年に松原湖畔に滞在していたつぎのインタビュー記事
〇年表と写真で見る生涯
〇文壇デビュー作『悲しき配分』の原稿と愛用の机
〇つぎの辞世の歌の掛軸
〇平塚らいてうのお悔やみ書簡
〇つぎが晩年に執筆した浜松の思い出をまとめた『四季と子供』『娘と時代』から作品紹介
〇大正時代の浜松市街図
〇市立高校での顕彰の紹介
・文芸部発行の冊子
・図書室の顕彰コーナー
・ふるさとよはままつの石碑
復刻本『四季と子供』
復刻本『娘と時代』
本文を拡大掲示して5作品を紹介しています
・凧合戦
・霜焼け
・風の音
・秋の彼岸
・女の靴
凧合戦は、つぎのスケッチの入った草稿と仕上がった本文を比べることができます
手に取って読むことのできる閲覧コーナーを4か所設け、上の復刻版の他、『鷹野つぎ著作集』全4巻 浜松市立高校文芸部『鷹野つぎ研究』 後藤悦良著『鷹野つぎー人と文学―』 東榮蔵著『鷹野つぎ 人と文学』などを閲覧することができます。
施設使用料
部屋名 | 定員 | 区分 | 使用料 | ||
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午前9時から午後6時 まで1時間につき |
午後6時から午後9時 まで1時間につき |
午後9時から 午後9時30分まで |
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講座室 | 30人 | 文芸団体 | 270円 | 390円 | 190円 |
その他 | 550円 | 790円 | 390円 |
場所のご案内
1, 文芸団体とは、文芸活動を行うことを目的とする団体で浜松市長が認めるものをいう。
2, 利用時間の開始は正時からとし、利用時間の終了は午後9時30分まで利用する場合を除き正時までとする。
3, 利用者が入場料(これに類するものを含み、資料代その他の実費を除く。)
を徴収する場合及び商品の展示、宣伝又は販売その他の営業活動を行う場合の利用料金は、
所定の利用料金の2倍に相当する額とする。
4 ,利用時間を15分以上超過し、又は繰り上げて利用する場合の当該超過又は繰上げに係る
利用料金は、次のとおりとする。
(1)所定の開館時間内に利用する場合は、当該超過し、又は繰り上げた時間の属する
利用時間区分の利用料金(備考の3に規定する利用にあっては、当該規程により算出
した額とする。(2)において同じ。)に相当する額
(2)所定の開館時間外に利用する場合は、1時間につき、午後6時から午後9時までの間
の1時間当たりの利用料金の1.5倍に相当する額
5, 利用料金を算定して得た額に10円未満の端数があるときは、これを切り捨てる。
フロアマップ
場所のご案内
イベントの予定はありません。
浜松文芸館だより いざない