アメリカを拠点に活躍する世界的トランペット奏者のタイガー大越と、日本の伝統芸術「雅楽」を通して国際文化交流等を行う北之台雅楽アンサンブルとの協演。

タイガー大越
ボストン在住。トランペット奏者、バークリー音楽大学教授
1950年、芦屋市生まれ。ルイ・アームストロングに大きな衝撃を受け、ジャズに没頭。関西学院大学を卒業した’72年、新婚旅行のため渡米。ボストンについた彼らは帰りのチケットを売り、バークリー音楽大学へ。「僕と一緒にやらないか！」と声をかけてほしいと、毎日毎日、川岸でトランペットを吹き続け、’74年にカーネギーホールにて、伝説のビル・エヴァンス・トリオも出演したマイク・ギブス楽団と共演を果たす。'75年にバークリーを首席で卒業し、バディ・リッチ楽団とともに全米公演、その名声は日増しに高まる。'76年よりバークリー音楽大学で教鞭をとり、'78年に恩師ゲイリー・バートンに誘われ、ＥＣＭより“Times　Square”をリリースして世界ツアー。
現在、バークリー音楽大学で教鞭をとりながら、プロデュースや編曲、世界各国での演奏活動など幅広く活躍。

公益社団法人　北之台雅楽アンサンブル
公益社団法人北之台雅楽アンサンブルは、1982年に発足し、千数百年の伝統を有する日本の伝統芸術「雅楽」を通して国際文化交流及び、青少年の情操教育に資することを願いとして活動しています。海外では、日本政府が主催する修好年記念事業における演奏あるいは大学機関等での雅楽ワークショップを数多く行い、国内では、千葉県委託事業『伝統芸能・洋楽〜ふれあい体験事業』等、小中学校等の教育機関における雅楽紹介活動の他、地方公演を開催しています。発足当初より宮内庁式部職楽部、元首席楽長・故東儀文隆先生に御指導いただき、現在では元首席楽長・安齋省吾先生に師事しております。