【サクソフォン奏者】上野 耕平
2014年7月13日開催浜名梱包クラシックスペシャル「アクト・ニューアーティスト・シリーズ」出演
僕にとってサクソフォンとは自分の内面からの出力を受け止める万能スピーカーでしょうか
サクソフォンを始めた経緯、またサクソフォン奏者としてやっていこうと意識し始めるきっかけはありましたか?
小学2年生の時に吹奏楽部に入り、その時に初めてサクソフォンを吹きました。それから、学年が上がるにつれて、ソロのパートを吹いたり、みんなを引っ張っていったりするうちに、サクソフォンがだんだん楽しくなり、「こうやってご飯を食べていけたらいいな」って無意識に思い始めました。また、小学4年生の時に須川展也さんの演奏を聴いて、自分も上手になりたいなと思い、そこから気づいたら「藝大(東京藝術大学)に入って、絶対に自分はサクソフォンのプロになるんだ」と決めていました。それまでは、いろいろやりたいことがあって、運転手になりたいと思ったこともあれば、F1ドライバー、プロ野球選手を目指したこともありましたが、サクソフォン以外の道は何も考えられませんでした。
あなたにとってサクソフォンとはどんなものですか?
自分の内面からの出力を受け止める万能スピーカーでしょうか。とにかくなくてはならない存在です。サクソフォンほど万能な楽器はないし、僕は世界一の楽器だと思っています。この楽器が発明されたのは比較的新しい時代なので、機能性にも優れていて、演奏するジャンルを選ばない楽器です。自分を表現できるのはサクソフォン以外には考えられないですね。
今後さらに演奏の魅力を高めるためにどのようにしていきたいですか?
音楽に限らず、色々なことを知ることでしょうか。まだ行ったことがないところはたくさんあるので、行って、見て、触れて、そういう様々な経験をしたいです。そうすると、やっぱり演奏が全然違ってくると思います。現に同じ曲でも一年前に吹いた時と今吹いた時では、自分で吹いていても全く違うと感じます。自分の一生涯で経験をした分だけ違った音楽になるので、色々な経験をしたいです。
小学2年生の時に吹奏楽部に入り、その時に初めてサクソフォンを吹きました。それから、学年が上がるにつれて、ソロのパートを吹いたり、みんなを引っ張っていったりするうちに、サクソフォンがだんだん楽しくなり、「こうやってご飯を食べていけたらいいな」って無意識に思い始めました。また、小学4年生の時に須川展也さんの演奏を聴いて、自分も上手になりたいなと思い、そこから気づいたら「藝大(東京藝術大学)に入って、絶対に自分はサクソフォンのプロになるんだ」と決めていました。それまでは、いろいろやりたいことがあって、運転手になりたいと思ったこともあれば、F1ドライバー、プロ野球選手を目指したこともありましたが、サクソフォン以外の道は何も考えられませんでした。
あなたにとってサクソフォンとはどんなものですか?
自分の内面からの出力を受け止める万能スピーカーでしょうか。とにかくなくてはならない存在です。サクソフォンほど万能な楽器はないし、僕は世界一の楽器だと思っています。この楽器が発明されたのは比較的新しい時代なので、機能性にも優れていて、演奏するジャンルを選ばない楽器です。自分を表現できるのはサクソフォン以外には考えられないですね。
今後さらに演奏の魅力を高めるためにどのようにしていきたいですか?
音楽に限らず、色々なことを知ることでしょうか。まだ行ったことがないところはたくさんあるので、行って、見て、触れて、そういう様々な経験をしたいです。そうすると、やっぱり演奏が全然違ってくると思います。現に同じ曲でも一年前に吹いた時と今吹いた時では、自分で吹いていても全く違うと感じます。自分の一生涯で経験をした分だけ違った音楽になるので、色々な経験をしたいです。
以前、浜松国際管楽器アカデミーを受講されていましたが、いかがでしたか?また、受講された理由はなんでしょう?
アカデミーを受講する前は、地元でサクソフォンを頑張っていたのですが、ライバルというか、サクソフォンを頑張っている仲間に巡り合えずにいました。そして、浜松のアカデミーのことを知ったときに「これだ!」と思い、高校一年生の時、初めて受講しました。これまでに3回受講しましたが、すごく刺激的でした。海外から受けに来られる方もいて、コミュニケーション(英語)の勉強になったので、本当に浜松“国際”管楽器アカデミーだなって思いました。また、僕は小さい頃から須川展也先生に習っているのですが、普段は先生が忙しくてあまり集中的にレッスンを受けられなかったので、アカデミーで先生が教えていることを知り、受けてみようと思ったのも一つの理由です。そうしたら、これまで3回とも須川先生のクラスで受講させていただけて、受講して本当によかったと思っています。
音楽以外ではまっていることはありますか?
昔から速い車が好きです。僕は「車は速いに限る」と勝手に思っているので、その速さを追及した故のデザインであったり、F1マシンのウイングの形をとってみても、なんでこういう形をしているのかって想像したりするのもすごく好きです。また、よくテレビでF1を見たり、車の雑誌を購読しています。夢はフェラーリに乗ることです。(笑)
当日演奏するプログラムの聴きどころ、また皆様にメッセージをお願いします。
当日演奏する曲は、すべてサクソフォンのために書かれた作品で、サクソフォンの曲にはこんな素晴らしい作品もあるんだよということを知っていただきたいです。来ていただければ絶対に後悔はさせません。サクソフォンのために書かれた曲だからこそ出せる魅力、クラシカルサクソフォンの魅力、音楽の魅力、そして生で聴く演奏の魅力を味わえる内容になっています。ピアニストの佐野隆哉さんも本当に素晴らしいです。ぜひ聴きにいらしてください。
アカデミーを受講する前は、地元でサクソフォンを頑張っていたのですが、ライバルというか、サクソフォンを頑張っている仲間に巡り合えずにいました。そして、浜松のアカデミーのことを知ったときに「これだ!」と思い、高校一年生の時、初めて受講しました。これまでに3回受講しましたが、すごく刺激的でした。海外から受けに来られる方もいて、コミュニケーション(英語)の勉強になったので、本当に浜松“国際”管楽器アカデミーだなって思いました。また、僕は小さい頃から須川展也先生に習っているのですが、普段は先生が忙しくてあまり集中的にレッスンを受けられなかったので、アカデミーで先生が教えていることを知り、受けてみようと思ったのも一つの理由です。そうしたら、これまで3回とも須川先生のクラスで受講させていただけて、受講して本当によかったと思っています。
音楽以外ではまっていることはありますか?
昔から速い車が好きです。僕は「車は速いに限る」と勝手に思っているので、その速さを追及した故のデザインであったり、F1マシンのウイングの形をとってみても、なんでこういう形をしているのかって想像したりするのもすごく好きです。また、よくテレビでF1を見たり、車の雑誌を購読しています。夢はフェラーリに乗ることです。(笑)
当日演奏するプログラムの聴きどころ、また皆様にメッセージをお願いします。
当日演奏する曲は、すべてサクソフォンのために書かれた作品で、サクソフォンの曲にはこんな素晴らしい作品もあるんだよということを知っていただきたいです。来ていただければ絶対に後悔はさせません。サクソフォンのために書かれた曲だからこそ出せる魅力、クラシカルサクソフォンの魅力、音楽の魅力、そして生で聴く演奏の魅力を味わえる内容になっています。ピアニストの佐野隆哉さんも本当に素晴らしいです。ぜひ聴きにいらしてください。
1992年生まれ。茨城県東海村出身。8歳から吹奏楽部でサックスを始める。これまでに須川展也、鶴飼奈民、原博巳の各氏に師事。第12回ジュニアサクソフォンコンクール第1位、第7回日本ジュニア管打楽器コンクール金賞、同第10回金賞、など数々の賞に輝いたのち、第28回日本管打楽器コンクールサクソフォーン部門において、第1位(史上最年少)ならびに特別大賞(内閣総理大臣賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞)を受賞。
2012年2月から3月にかけて、師である世界的サクソフォン奏者須川展也氏の「須川展也EXツアー2012」にゲスト出演し全国各地で共演、高評を博する。スコットランドにて行われた第16回世界サクソフォンコングレスでは、ソリストとして出場し、イギリス王立ノーザン音楽院吹奏楽団と、ピット・スウェルツの難曲、「ウズメの躍り」で共演。世界の大御所たちから大喝采を浴びた。また、東京ニューシティー管弦楽団との共演で吉松隆の名曲、サクソフォーン協奏曲「サイバーバード」を演奏、大成功を収めた。その他、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演。2014年秋、日本コロムビアよりCDデビュー予定。現在、東京藝術大学音楽学部器楽科4年次に在学中。
2012年2月から3月にかけて、師である世界的サクソフォン奏者須川展也氏の「須川展也EXツアー2012」にゲスト出演し全国各地で共演、高評を博する。スコットランドにて行われた第16回世界サクソフォンコングレスでは、ソリストとして出場し、イギリス王立ノーザン音楽院吹奏楽団と、ピット・スウェルツの難曲、「ウズメの躍り」で共演。世界の大御所たちから大喝采を浴びた。また、東京ニューシティー管弦楽団との共演で吉松隆の名曲、サクソフォーン協奏曲「サイバーバード」を演奏、大成功を収めた。その他、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演。2014年秋、日本コロムビアよりCDデビュー予定。現在、東京藝術大学音楽学部器楽科4年次に在学中。
「浜名梱包クラシックスペシャル アクト・ニューアーティスト・シリーズ Vol.94」