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No.9 -不滅の旋律-


舞台『No.9 -不滅の旋律-』

公演内容・見どころ

稲垣吾郎が全身全霊で挑む
天才作曲家ベートーヴェンの半生

“鳴らせ。私の頭の中の完璧な音楽”

たとえ耳が聞こえなくなっても、私の頭の中には音楽が鳴り響いている……。
作曲家として人間として、劇的な人生を送ったベートーヴェン。
最後の交響曲「第九」まで、彼はどんな時間を生きたのか。
その波乱と苦悩の生涯を、主演・稲垣吾郎×演出・白井晃の最強タッグで魅せる!
日時・会場
① 2025年2月1日(土)12:00開場/12:30開演
② 2025年2月1日(土)17:00開場/17:30開演
③ 2025年2月2日(日)12:00開場/12:30開演


アクトシティ浜松・大ホール
出演・演出・脚本・音楽監督
[出演]
稲垣吾郎 / 剛力彩芽
片桐 仁 南沢奈央 崎山つばさ 中尾暢樹
岡田義徳 深水元基 松田佳央理 小川ゲン 宮部大駿 正垣湊都・村山董絃(W キャスト)
奥貫 薫 羽場裕一 長谷川初範
[ピアニスト] 末永 匡 梅田智也
[演出] 白井 晃  [脚本] 中島かずき(劇団☆新感線) [音楽監督] 三宅 純

チケット

料金
入場料
[全席指定・税込]
S席 13,500円
A席 10,000円
※お申込みは各公演おひとり様4枚まで。
※今回の公演は お申込み・ご購入時に発券となりません。  
 お申込みの際に発券開始日時について必ずご確認下さい。
※未就学のお子様は入場いただけません。
※営利目的の入場券の転売は厳禁です。
※車イス席をご希望のお客様は、テレビ静岡(054-261-7011)まで ご連絡下さい。
発売日
アクトシティ
友の会先行
2024年11月3日(日) 10:00
一般発売 2024年11月16日(土) 10:00
購入
本公演は、転売対策として、席番の指定をお受けすることができません。
また、お申込み・ご購入時に発券となりません。お申込みの際に発券開始日時について必ずご確認下さい。
WEB ▶HCFオンラインショップ
※アクトシティ浜松友の会会員のみ取り扱い。
▶チケットぴあ
【Pコード:529-651】
▶ローソンチケット
【Lコード:41957】
▶イープラス
▶テレしずオンラインチケット
※無料の会員登録が必要です。

INTRODUCTION

甦る“不滅の旋律”
音楽の進化&深化を数十年早めたといわれるドイツの音楽家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。ピアノソナタ「悲愴」「月光」や交響曲 第 3 番「英雄」、 第 5 番「運命」など 、その 楽曲は、後世の音楽家たちにも多大な影響を及ぼしています。

そんな 楽聖 ベートーヴェンの苦悩の人生と創作 の深層に迫り、 2015 年の初演以来 多くの観客を感動の渦に巻き込んできた 舞台 『 N o.9 不滅の旋律 』が、このたび 4 年ぶりの幕を開けることが決定しました。

タイトルの『 No.9 』とは、 ベートーヴェンが作曲した 9 番目にして生涯最後の交響曲第 9 番 ニ短調 (第九 のこと。 豊かな才能に恵まれる一方で、持ち前の激情や孤独感から周囲の人々や社会とぶつかり続けた男が、自らの音楽のあり方を掴むドラマのクライマックスには、やはり第四楽章の合唱「歓喜の歌」が鳴り響きます。

2018 年、 ベートーヴェン 生誕 250 周年にあたる 20 20 年と再演を重ねた本作。くしくも今回は、「第九」初演から200年の節目 にあたる年の上演となります。個性豊かな登場人物たちが織りなすドラマは、時を超え、聴き慣れたあの旋律をより いっそう奥深く響かせ、その場に居合わせる人々の心を揺るがすことでしょう。
深化し続ける稲垣吾郎のベートーヴェン
初演からベートーヴェンを演じ、回を重ねるたび に 熱演を見せるのは 稲垣吾郎 。暴力的な父親による幼少期のトラウマに加え、 複雑な性格がもたらす さまざま なトラブル に悩み、さらには 創作に深刻な影を落とす病に冒され た 焦燥感、孤独感、 その末にたどりついた境地を、持ち前の知性と繊細さをもって浮かび上がらせます。初演から 9 年あまり。本公演中には 100 ステージ目も迎える 今、その人物造形はさらなる奥行き、深化を見せるに違いありません。

彼を秘書として支えるマリア役 は、 2018 年の再演から参加し、溌剌とした佇まいが強い印象を残す 剛力彩芽 が続投。 ベートーヴェンと対等に渡り合い、インスピレーションを与えるピアノ製作者ナネッテ役には、近年は舞台でもその実力を存分に発揮する 南沢奈央が初めて挑みます。また、ベートーヴェンの ふたり の弟ニコラウスとカスパールには、若手俳優として経験を重ねる 崎山つばさ 、中尾暢樹 がそれぞれ初参加し、新たな息吹を吹き込みます。さらに 片桐仁、岡田義徳、深水元基、奥貫薫、羽場裕一、長谷川初範ら実力派俳優たちの続投も得て、分厚い人間ドラマが紡がれます。

また、舞台上には 2 台のピアノ が配され、 末永匡 と 梅田智也 の ふたり のピアニストが、 「 悲愴 」「 熱情 」 をはじめとする 20 曲以上のベートーヴェンの楽曲を演奏 するほか、 オペラやミュージカルで活躍する実力派の声楽家20名がコーラスとして共演します 。 生演奏ならではの ダイナミックな音楽表現にもご注目ください。
最高のクリエイターが立ち上げ、呼び起こす「歓喜」
演出の白井晃、脚本の中島かずき(劇団 ☆ 新感線座付作家)、音楽監督の三宅純を中心とするクリエイティブ・チーム は、英仏の百年戦争を舞台に破格のスケールで 、運命の奔流に飲み込まれていくヒロインを描き出した舞台『ジャンヌ・ダルク』( 2014 年初演)を皮切りに、本作『 No.9 』、フランス革命時の死刑執行人の苦悩を描いた『サンソン−ルイ 16 世の首を刎ねた男 』(2020 年初演)と、 足掛け10年にわたり骨太なテーマとエンターテインメント性を併せ持つ時代スペクタクルを世に問い続けてきました。

史実や実在の人物を 題材に 、大胆な発想の飛躍を加え、一度聴けば脳裏に焼きつく心地よい台詞で劇世界を織り上げる中島は、天才音楽家の 葛藤と新たな境地へ至る道程 を 丁寧に紐解きます。 音楽にも造詣の深い白井は、ベートーヴェンの楽曲が場面ごとに 有機的に機能する演出プランを立案。 そして 楽曲に対する深い理解のもと、生演奏と環境音のコラージュなどを有機的に繋ぎ、作品世界を貫く「音」を生み出したのは、 国内外の アーティストと数多のコラボレーションを行う三宅のマジカルな感性です。

「歓喜の歌」の合唱が劇場を満たす時、観客は時を超え、ベートーヴェンの魂に触れるでしょう。舞台『No.9』が奏でる物語は、私たちの心を響き合わせ、生きる喜びを思い起こさせるに違いありません。

STORY

1800年、刻々と変化する政治情勢の影響を受けつつも、「音楽の都」として栄えるオーストリア、ウィーン。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(稲垣吾郎)は、豊かな音楽の才能に恵まれながらも、複雑で偏屈な性格のため、行く先々で騒ぎを起こしていた。さらに以前から不調だった聴覚の障害が深刻さを増し、身 体のうちに溢れる音楽と不幸な現実の間で、その心は荒んでいる。

だが、彼の才能を深く理解するピアノ職人のナネッテ(南沢奈央)とヨハン(岡田義徳)のシュトライヒャー夫妻、ナネットの妹で後にベートーヴェンの秘書となるマリア(剛力彩芽)、 ふたり の弟ニコラウス(中尾暢樹)とカスパール(崎山つばさ)らとの交流が、徐々に彼の内面を変えていく。

病に身をすり減らしながら頭の中に鳴り響く音楽をひたすら楽譜に書き留めるベートーヴェン。全身全霊をかけて取り組んだ「交響曲第 9 番」が、初演を迎えたその時、彼の心の内に響いたものは-。

CAST

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
稲垣吾郎

マリア・シュタイン
剛力彩芽

ヨハン・ネポムク・メルツェル       :片桐 仁
ナネッテ・シュタイン・シュトライヒャー  :南沢奈央
カスパール・アント・カール・ベートーヴェン:崎山つばさ
ニコラウス・ヨーハン・ベートーヴェン   :中尾暢樹

ヨハン・アンドレアス・シュトライヒャー  :岡田義徳
フリッツ・ザイデル            :深水元基
ヨハンナ                 :松田佳央理
カール・ヴァン・ベートーヴェン(青年)  :小川ゲン
兵士ほか                 :宮部大駿
カール・ヴァン・ベートーヴェン(少年)  :正垣湊都/村山董絃(W キャスト)

ヨゼフィーネ・フォン・ブルンスヴィク   :奥貫 薫
ヨハン・ヴァン・ベートーヴェン
         /ステファン・ラヴィック
:羽場裕一
ヴィクトル・ヴァン・ハスラー       :長谷川初範

【ピアニスト】  末永 匡  梅田智也

【コーラス】
ソプラノ:
關 さや香 髙井千慧子 髙橋 桂 辰巳啓子 別宮 歩 眞下みずほ
アルト :
小山由梨子 中川裕子 長谷川友代 南 智子
テノール:
石福敏伸 斎木智弥 佐藤慈雨 吉川響一 吉田 覚
バス  :
今井 学 岩田 元 比嘉 誉 東 玄彦 柳井隆弘
☆その他公演詳細は、舞台「No.9」公式サイトまで☆

主催など

主催:公益財団法人浜松市文化振興財団/テレビ静岡/K-MIX
共催:中日新聞東海本社
特別協賛:セキスイハイム東海

【アクトシティ浜松開館30周年記念】