What I am サーラ音楽ホール 今何してる？

5月最後の日曜日、静岡県立浜松湖東高校吹奏楽部による定期演奏会が開催されました。
今回のレポートではその様子をほんの少しだけですが、お伝えいたします。

パフォーマンス・ステージでは「The PHANTOM of the OPERA」を題材に、
映像を交えながら歌と演奏で魅せる舞台を演出。独唱って勇気入りますよね。
ポピュラー・ステージでは「行くぜっ！怪盗少女」「Celebration」「ど演歌えきすぷれす」
をはじめとしたおなじみの楽曲でステージを盛り上げ、観客は手拍子でそれに応えていました。
当館が今、売りにしている映像設備などもフル活用！様々な工夫で見ていてすごく楽しい！
2,3年生を中心に部員全員で取り組み、たくさんの来場もあり、大成功の様子でした。

前日のリハーサルから、この演奏会を見学していて感じたのは年代を超えた縦のつながりでした。
リハーサルの要所要所で顧問の小田木先生が振り返って「先輩たち、何かコメントある？」の声が。

私も一緒に振り向くと、スーツ姿の先輩たちが一言ずつ後輩たちへコメント。
専門的・技術的なことから本番を目の前にした後輩たちへのリラックス方法まで。

私が胸に刺さった言葉は「もうここまで来てしまったので、みんなとにかく楽しんで。」

休憩に入るとセッティングの戻しの補助や表回りの準備など精力的に取り組み、
開場前の打ち合わせで勢ぞろいしている皆さんをぱしゃり。

伝統で卒業した先輩たちが後輩たちのサポート、アドバイスを担当しているとのことでした。
先代、先々代の部長さんにこのホールの感想を聞くと、
「こんな綺麗で響くホールで定期演奏会を演奏できるなんてうらやましいです。
私たちもあの頃に戻って演奏したいです!!リハーサルでも聴いていて驚きました。」うれしいコメントをいただきました。

後輩が先輩になり、次を背負って立つ後輩を育てる。
私たちが目指す次世代育成への循環が、この演奏会でも生まれているとうれしく思いました。

今後も当館を利用していただいている皆様の様子をレポート形式でお届けしていきます。
浜松湖東高校吹奏楽部、そして先輩の皆様、お疲れ様でした!!

おまけ「1年生チーム」