浜松市天竜壬生ホール

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スタッフレポート

育てよう!~アマゴの里親募集~ 稚魚放流会 開催レポート

令和729日(日)「道の駅いっぷく処横川」と横川活性化施設「にょきにょき」の間を流れる二俣川上流部にて、アマゴ稚魚放流会を開催しました。

今年は例年になく寒い冬です。放流日前日は天竜区でも数年ぶりに積雪となりましたが、今日は寒さも緩み、風も無く良いお天気です。おかげで多くのご家族が放流会にお越しいただきました。

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小中学生達が自宅の冷蔵庫で2カ月をかけて、育てたアマゴの稚魚たちを自然に還す重要なイベントです。この放流には「川や湖をきれいにする市民会議」、「天竜川漁協」の皆さんに立ち会っていただき、サポートをお願いしました。

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放流現場へ移動です。皆さん育てた稚魚を入れたペットボトルを抱いて、足元を確認しながら放流によさそうな場所を探しております。

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放流開始です。ペットボトルを川に入れて水温を水流に合わせてたり、川の水を入れたバケツに稚魚を移動させたりしながら、アマゴたちが落ち着くのを待ちます。

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放流を始めて川に出ても稚魚たちはすぐには動きません。家族全員で静かに見守っています。稚魚たちは違う環境に戸惑っているのか?それとも家族との別れが惜しいのか?しばらくは川底にじっとしています。それでもそのうち意を決して泳ぎ出し、川の流れに消えてきました。

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この稚魚たちが大きく育ち、海に出て厳しい自然の中を生き抜き「サツキマス」となって故郷の川に帰ってこれますように...と願いを込めてお別れをします。子供たちからは「お別れがさみしかった」「大きく育って欲しい」といった声がきかれました。

アマゴ稚魚たちの成長において重要な自然環境の保護活動について、放流会に参加して下さった皆さんも肌で感じて下さったと思います。感動の放流会を無事終了することが出来ました。大変寒いなかご参加いただいた皆さん、本日はお疲れ様でした。

更新日:2025年02月11日

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