令和6年2月11日(日)「道の駅いっぷく処横川」の向かいにある、横川活性化施設「にょきにょき」横の二俣川にて、アマゴ稚魚放流会を開催しました。
小中学生達が自宅の冷蔵庫で2カ月かけて孵化させたアマゴの稚魚たちを、いよいよ川へ放流することになりました。放流には「川や湖をきれいにする市民会議」、「天竜川漁協」の皆さん立ち会っていただき、注意事項の説明をして下さいました。
まずは参加者全員で集合写真をパチリ!晴天で風もなく絶好の放流日和です。お日様の日差しが暖かいです。
ご都合により参加できなかった方からお預かりした稚魚たちです。元気に泳いでいます。この子たちは壬生ホールスタッフが放流させていただきます。
いよいよ放流現場へ移動です。皆さん足元を確認しながら放流によさそうな場所を探しております。
放流開始です。はじめにペットボトルのキャップを外し、静かに川に入れながら水温を水流に合わせていきます。川の水を入れながら、しばらくはアマゴたちが落ち着くのを待ちます。
放流を始めても稚魚たちはなかなかペットボトルから出てきません。ご家族全員で静かに見守っています。
稚魚たちはようやく勇気を振り絞って川に出てきても、違う環境に戸惑っているのか?それとも家族との別れが惜しいのか?しばらくは川底にじっとしています。それでもそのうち意を決して泳ぎ出して、川の流れに消えてきました。
お預かりした稚魚たちも、壬生ホールスタッフが育てた稚魚たちも元気良く川へ出て行きました。黄色の丸の中に可愛い稚魚がいますよ。
この稚魚たちが大きく育ち、海に出て厳しい自然の中を生き抜いて果たして「サツキマス」となって故郷の川に帰ってこれるのか?アマゴ稚魚たちの成長において重要な自然環境保護について、放流会に参加して下さった皆さんも肌で感じて下さったと思います。
最後は用意していただいた豚汁を美味しくいただき、温まることが出来ました。ご参加いただいた皆さん本日はお疲れ様でした。
▼「育てよう!~アマゴの里親募集~」関連記事
更新日:2024年02月12日