目の前に山がある天竜壬生ホールの夏は、セミの鳴き声がとても充実しています。
夏といっても、梅雨明け直後と盆休み過ぎ、或いは朝と日中で聴こえてくる鳴き声が異なります。
その中に、珍しいハーモニーが聴こえたので紹介します。
時は2週間ほど遡ります。
朝出勤してくると、喧しく聴こえてくるセミの声。
音色はといえば、夏の朝の喧しい鳴き声なので浜松的にはクマゼミなのですが、ここ天竜ではちょっと違います。
クマゼミの鳴き声が大きいのはそのとおりですが、その中に混じってミンミンゼミの鳴き声も聴こえてくるのです。
(そもそも浜松でミンミンゼミの鳴き声を聞くことができる場所は少ないでしょう。)
クマゼミとミンミンゼミは棲み分けを図っているのか、「同じ場所には生息しない」とか「お互い鳴く時間を被らないようにしている」などと言われているなかで、共存しているかのように一緒に鳴いていました。
その時の様子を収めたので、よろしかったら下の動画を再生して聴いてみてください。
ちなみにこの後は、クマゼミの鳴き声が小さくなり、代わってミンミンゼミの鳴き声が大きくなりました。
更新日:2021年08月25日