2月28日(日)「浜松市天竜区ふれあいコンサート in MIBU」を開催しました。
天竜区内の学校の体育館などをお借りして、地域の方に身近に感じていただくクラシックコンサートとして毎年おこなわれておりました「天竜区ふれあいコンサート」を、コロナ禍であることを踏まえ、今回は空間を広く使える壬生ホールを会場といたしました。
バリトンの菅谷公博さん(写真左側)とソプラノの渡邊仁美さん(写真右側)
お一人の声量でホール内に充分に響き渡る見事な歌声でしたが、二人の声が重なったときには、男声と女声の美しいハーモニーとなって胸の中に沁み込んできました。
ピアニストの吉武 優さん
先の浜松国際ピアノコンクールにも出場されました。伴奏を担当しながら、独奏のところでは鍵盤の上を指先が所狭しとよく踊り、時に優しく時に激しく、情緒豊かに聴かせてくれました。
東京藝大出身の声楽家とピアニストが、オペラアリアから日本歌曲まで、そしてショパンの名曲の独奏と、多岐にわたり、トークを交えながら日曜の午後のひとときを愉しませてくれました。
久しぶりに開催したコンサートに、ご来場くださった方からご好評をいただきました。
災禍が落ち着き、早く本来のアウトリーチ企画としておこなえることが望まれます。
更新日:2021年02月28日