MIBUワークショップ、9~11月の活動の様子をご紹介します。
〈MIBUワークショップとは〉
天竜壬生ホールは、次世代を担う子供達の自主的な芸術文化活動を育成するとともに、豊かな心の形成づくりや地域文化の振興を図ることを目的に、平成14年開館と同時に「MIBUワークショップ」をスタートしました。浜松市内の小学1年生~中学3年生を対象に、モダンダンスとミュージカルの2講座を通年で開講、現在約150名の子供たちが受講中です。また、MIBUワークショップ修了生の高校生がアシスタントとして参加し、受講生の活動をサポートしています。
新型コロナウイルスの影響で、春には長く休講が続いていたこのMIBUワークショップ。
6月下旬の再開からは、人数調整や換気のできる場所の併用など、感染症対策を出来る限り行いながら活動を続けています。
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まずはモダンダンス講座の様子から。
モダンダンス講座は舞台上の密対策のため、人数が多い合同曲は、出演者を2つのチームに分けて発表をすることになりました。
チーム名は、team KIRARI≪キラリ≫ と team HIKARI≪ヒカリ≫!
受講生たちから募って決めたこのグループ名には、
「私達はどんな時も、希望を胸に"キラリと光り"続けるんだ!」という想いが込められています。
オフショット
また、モダンダンスは例年発表公演での舞台メイクを、楽屋でメイクスタッフが一斉に行いますが、
こちらも感染症対策の為、今年は各家庭で、上級生は自身でメイクを行うことになりました。
普通のメイクとは異なる「舞台メイク」!
各自で出来るよう、講師の太田先生に教えていただいたメイク手順を動画にました。
出演者達、そして保護者の皆さんにもご協力いただき、本番に向けて舞台メイクも練習をしています。
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続いてミュージカル講座の様子です。
ミュージカル、今年取り組む演目は「かさこそ森のきどりやキツネ」です。
原作は有島なさ氏の童話で、浜松市主催の「第4回森林のまち童話大賞」で大賞を受賞した作品です。
講師の芹澤先生が脚本を手掛け、童話の世界がミュージカルとなって広がります。
セリフや歌唱を伴うため、飛沫対策を考慮し、受講生はマスクを着用の上、距離をとりながらのパフォーマンスです。
安全な活動のため、多くの制限がある中ではありますが、皆で芸術活動に取り組めることを喜び、感謝して、練習に取り組んでいます。
ミュージカルも、発表公演に向け、衣装の準備を保護者スタッフの皆さんが中心となり進めています。
写真は衣装合わせの様子です。
題名にある「かさこそ森」には、たくさんの虫や動物、精霊が登場します。
それらの綺麗な衣装もお楽しみに!
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【公演情報】MIBUワークショップ発表公演Vol.18
♪ミュージカル公演
令和2年12月19日(土)17:00~18:00
♪モダンダンス公演
令和2年12月20日(土)17:00~18:00/19:00~20:00
今年の発表公演は「新しい生活様式」での開催です。
浜松市天竜壬生ホールより、公演の様子をYouTubeにてライブ配信いたしますので、ご自宅やお好きな場所でお楽しみください。
浜松市天竜区から、舞台芸術の親しむ子供達のパワーをお届けします!
*客席入場は保護者及び関係者のみ(要整理券)
公演詳細はこちらをご覧ください↓
https://www.hcf.or.jp/facilities/mibu/info/2020/11/mibuvol18.php
更新日:2020年11月30日