令和元年12月22日(日)浜松市天竜壬生ホールにて、
「MIBUワークショップ発表公演Vol.17」を開催しました。
〈MIBUワークショップとは〉
天竜壬生ホールは、次世代を担う子供達の自主的な芸術文化活動を育成するとともに、豊かな心の形成づくりや地域文化の振興を図ることを目的に、平成14年開館と同時に「MIBUワークショップ」をスタートしました。浜松市内の小学1年生~中学3年生を対象に、モダンダンスとミュージカルの2講座を通年で開講、現在約140名の子供たちが受講中です。また、MIBUワークショップ修了生の高校生がアシスタントとして参加し、受講生の活動をサポートしています。
平成23年度 浜松市教育文化奨励賞地域文化賞 受賞(MIBUワークショップ指導者の会)
ここでは、ミュージカル公演の様子をご紹介します。
モダンダンス公演の様子は、こちらをご覧ください。
ミュージカル公演
脚本・演出:芹澤文子
音楽:山本裕治
■第1部
「最後のプレゼント」
成長するにつれて忘れていった、精一杯生きる希望や勇気、
感謝の気持ちを取り戻す6人の小学生の物語
知ってましたか?
地上で生きるものすべてが、最初は天上の命だったということを
そして、まぶしい光をあび、祝福を受けてこの地に舞い降りたことを
忘れていませんか?
その時一人一人が天上のマザーから、素敵な「感謝の心」というプレゼントを受けとったことを
それなのにどうして毎日不満ばかり言ったり、ちょっとしたことですぐムカついたりするのでしょう
思い出してください。
心の奥底にある大切なプレゼントのことを
今日、誰かに言いましたか?「ありがとう」って
■第2部
「ピュア」
あなたのまわりには、人と少し違って見える子はいますか?
普通ってなんでしょう?みんなと一緒じゃないといけないのでしょうか?
自分らしく生きにくい世の中への、小さな波紋です。
今や中高生のまわりには、SNSがあふれています
ネットの世界で友達とつながっている事に、
安心感を覚えたり、ネットの中の言葉に一喜一憂したりします
それは、本当に人とつながっていると言えるのでしょうか?
メグが欲しかった友達って・・・
目黒教授は言います
「メグほど地球人らしい子はいない 私たちが忘れてしまっているものが、メグの中にはある」と
自分の言葉を持ち、自分で考え、行動する そしていつも身近なまわりの事を気にかける
そんなメグの心に、少し寄りそってみませんか
今回の発表公演は、低学年と高学年の2チームに分かれ別々の演目に取り組み、低学年チームの「最後のプレゼント」は小学生の物語、高学年チームの「ピュアは」高校生の物語と、それぞれ受講生たちは同じ年代の役を演じました。等身大だからこそ分かることもあれば、演じるのに難しいこともあったかと思います。
また、物語が伝えたいことや持っている力をお客様に届けられるよう、演技、セリフ、歌、ダンスと多くの要素を練習し積み重ねてきました。難しいこと、大変なこともありましたが、その分終わった後の達成感は大きかったようです。観てくださった皆様に感動を届けられたり、何か考えるきっかけになっていたり、色々なことを感じてもらえていたら嬉しいですね。
ご来場くださった皆様、また、YouTube配信でご視聴くださった皆様、誠にありがとうございました。是非今後とも、応援の程よろしくお願いいたします。
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なお、公演の様子はチャンネル・ウィンディ(地デジ12ch)で放送されます。
こちらも是非ご覧ください。
〈放送日〉
・モダンダンス公演
令和2年1月18日(土)12:00~13:30/19日(日)19:00~20:30
・ミュージカル公演
令和2年1月18日(土)19:00~21:00/19日(日)12:00~14:00
浜松ケーブルテレビ株式会社 https://www.winde.jp/
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最後に、オフショットも少しもご紹介します。
本番前のヘアメイクの様子。
本番で使う小道具を作っている子たちもいました。
本番前、楽屋で仲間と過ごす時間も楽しいです。
終演後のお見送り
最後に皆で記念撮影!
本番には、音楽を担当する山本裕治先生も駆けつけてくれました。
これからも素敵な舞台を作っていきましょう!お疲れ様でした!
更新日:2019年12月22日