INFORMATION お知らせ&イベントレポート
市民ミュージアム体験講座 羊毛フェルトでつくる「見返りの鹿」
2022.02.13
2月11日(金)、体験講座~羊毛フェルトでつくる「見返りの鹿」~を市民ミュージアム浜北展示室にて開催しました。
今回は8名の小学生(2~6年生)のみなさんにご参加いただきました。
コロナ対策として検温や手指消毒はもちろんのこと、座席は1人ずつパーテーションで仕切って間隔を取り十分に注意をしながら行いました。
まずは実物の「見返りの鹿」の埴輪を見てもらうため、本館2階にある歴史資料館に集合。
埴輪について簡単に説明をしてから、市民ミュージアム内の展示室へ移動します。
この埴輪、実際に見てみると意外と大きくてびっくりしてしまいます。
"狩人の気配を感じて振り返っている様子"ということですが、なんだか穏やかな表情をしているように見えますね。
今回の体験講座では、このゆるくてかわいい雰囲気の鹿を表現できたらいいなと思います。
市民ミュージアム展示室へ移動し、羊毛フェルトの作成開始です。
まずは鹿の胴体づくり。(上の写真左側)
フワフワの羊毛をちぎったり割いたりしながら、鹿の体に巻き付けて専用の針で刺して固めていきます。
一見簡単そうに見えても、この作業だけでなんと1時間くらいかかります!
付き添いの保護者の方も「意外と大変なんだね。」とつぶやいてしまうくらい、地道な作業です。でも、ここまでの頑張りが後の作業に繋がってきますよ。
みんな途中で疲れてしまわないかと心配していましたが、お子さん達の素晴らしい集中力のおかげで乗り切ることができました。
少し休憩をはさんで、次はパーツ付け。(完成品は上の写真右側)
耳・ツノ・しっぽのパーツを針で刺してくっつけて、差し目を入れると急にかわいい顔になってきます。
最後に鼻と口、埴輪の穴部分を針で刺して付けたら完成です。
コロナの為集合写真は避けて、一人ずつ鹿と一緒にポーズを決めてもらいました。
マスク越しではありますが、みんなかわいい鹿を前に満足そうな笑顔を見せてくれました。
ケガもなく楽しんでもらえて本当によかったです。
今回はご参加いただきありがとうございました。
~おまけ~
市民ミュージアムでは風車作りや機織り体験の他にも、昔の暮らし体験(背負子・糸つくり・石臼など)もできますよ。
みなさん、ぜひ遊びにきてくださいね!
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