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ゆるやかコンサート2017冬 ~クリスマス・コンサート~

2018.01.31

「ゆるやかコンサート2017年 冬」が12月24日(日曜日)浜北文化センター小ホールで開催されました。
今回の出演は、田上知穂さん(ソプラノ)、平尾憲嗣さん(テノール)、平尾優理子さん(ピアノ)の三人でした。


今回も、たくさんの方々から観覧希望の申し込みを受け、定員に達してしまったために、お断りせざるを得なかった方々には、
大変申し訳ありませんでした。
また次回、3月25日(日)開催のゆるやかコンサート特別編でお待ちしております。


コンサート1曲目は、

♪クリスマス・ソング
  ・諸人こぞりて~サンタが街にやってくる   (讃美歌112番~神戸孝夫 詞/F.クーツ 曲)
  ・ホワイト・クリスマス           (I.バーリン 詞/曲)

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ソプラノの田上さんの綺麗な声と、テノールの平尾さんの重量感のある声で、よく知ってるクリスマスソングが、なんだか違う曲のようで...
とてもロマンチックな雰囲気で始まりました。


続いて

♬ポップス・スタンダード
  ・踊り明かそう~ミュージカル映画「マイ・フェア・レディ」  (F.ロウ 曲)
  ・美女と野獣~ディズニー映画「美女と野獣」    (湯川れい子 詞/A.メンケン 曲)
  ・ビー・マイ・ラブ~映画「ニューオリンズの美女」 (S.カーン 詞/N.ブロドッキー 曲)

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ミュージカルや映画がお好きな方にはお馴染みな3曲ですね。



次は

♪手遊び歌 ~パンダ・うさぎ・コアラ~  (高田ひろお 詞/乾裕樹 曲)

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お父さん・お母さん・お子さんと皆さん一緒に歌いながら、手遊びして盛り上がりました。


そして

♬オペラ・カンツォーネの世界
  ・歌劇「ジャンニ・スキッキ」より "私のお父さん"    (プッチーニ 曲)
  ・歌劇「フィガロの結婚」より "恋とはどんなものかしら" (モーツァルト 曲)
  ・オー・ソレ・ミオ(私の太陽)      (G.ガロップ 詞/ディ・カプア 曲)

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先程と一転して、本格的なオペラの世界に引き込まれて、聴き入りました。


ここで、ソプラノの田上さんからの宣伝がありました。
田上さんが企画・プロディースされた「音楽物語:三匹のこぶた」(オペラの小さいバージョンとの事です。)
0歳から入場でき、お子さんに馴染みのある曲も入るそうで、そのコンサートが2018年3月に再演決定とのことです。



続いては、

♫なつかしい童謡・唱歌
  ・どんぐりころころ    (青木存義 詞/梁田貞 曲)
  ・雪           (文部省唱歌)
  ・お正月         (東くめ 詞/滝廉太郎 曲)

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皆さんご存知の3曲です。
お子さんたちも楽しそうに一緒に歌っていました。

曲が終わり、ソブラノの田上さん、テノール・ピアノの平尾さんのお子さんのお話しをされ、
食べ物、働く車が好きなお子さんたちのようです。



最後の曲は

♪ふたたびディズニーの世界へ
  ・ホール・ニュー・ワールド~ディズニー映画「アラジン」 (湯川れい子 詞/A.メンケン 曲)

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最後は、ソプラノの田上さん、テノールの平尾さんのデュエットで,素敵なクリスマスコンサートの締めくくりになりました。



そして...アンコール曲

♬フニクリ・フニクラ

会場一体になり手拍子で、とても楽しい「鬼のパンツ」でした。


今回のゆるやかコンサート~クリスマス・コンサート~は、クリスマス・イブで日曜日ということもあり、
お父さんやご家族が一緒で、とても楽しいコンサートになりました。

出演者の田上知穂さん、平尾憲嗣さん、平尾優理子さん、素敵な演奏と歌でクリスマス・イブを飾ってくださり、
楽しいひと時をありがとうございました。



次回「ゆるやかコンサート 特別編 ~親子で楽しむJAZZ LIVE~」の開催は、3月25日(日)です。
観覧申込の受付は、2月26日(月)午後1時30分からです。
詳細は、「広報はままつ」や文化センターのホームページでお知らせしていきます。

また、2018年度のゆるやかコンサートは、春・夏・秋・冬の開催予定です。





【演奏者プロフィール】


ソプラノ:田上 知穂(たがみ ちほ)
国立音楽大学声楽科卒業。桐朋学園大学研究科修了。二期会オペラ研修所45期マスタークラス修了。優秀賞受賞。
第17回奏楽堂日本歌曲コンクール入選。2012年イタリアにてGianni Poggi国際コンクール1位受賞。
調布市民オペラ「魔笛」パパゲーナ役にてオペラデビュー。
二期会公演「メリー・ウィドウ」マルゴ役、二期会ニューウェーブオペラ「ジュリアス・シーザー」セスト役、
新国立劇場「オルフェオ」アモーレ役、錦織健オペラプロデュース「愛の妙薬」ジャンネッタ役、宮本亜門演出「キャンディード」、
2015年宮川彬良作曲「ブラック・ジャック」にヤングベティで出演。
2010年ボーカルカルテット「千駄ヶ谷スタイル」として、ニューヨークのカーネギーホールにおいてリサイタルを行い、
満員御礼の大成功をおさめる。
2012年春、イタリアのG.ニコリーニ国立音楽院修士課程を最高点で修了。
現在、聖隷クリストファー中・高等学校非常勤講師。浜松聖星高等学校吹奏楽部ボイストレーナー。YAMAHA声楽講師。
二期会会員。浜松市出身。


テノール:平尾 憲嗣(ひらの のりつぐ
信愛学園(現:浜松学芸)高等学校音楽科、国立音楽大学卒業。同大学院修了。日本オペラ振興会歌手育成部第21期生修了。
大学院在籍中の2002年、Bunkamura/産経新聞モーストリー・クラシック主催によりオーチャードホールで開催された
「第4回オペラティックバトル」で第1位。藤原歌劇団に2005年「ラ・トラヴィアータ」のガストンでデビューして好評を博し、
2006年にも同役で出演。藤原歌劇団では主役テノールのアンダースタディを努めて研鑽を積み、
2007年藤原歌劇団本公演「リゴレット」のマントバ公爵に抜擢された。
同年3月、小澤正爾指揮の東京の森「タンホイザー」にハインリッヒ役、更に10月、藤原歌劇団本公演「蝶々夫人」ピンカートンで出演。
その後文化庁海外芸術家研修員として、2007年12月から一年間ボローニャで研鑽を積む。
帰国後は、東海地方を拠点として、オペラやコンサート等の演奏活動を行っている。
岡崎女子短期大学准教授。名古屋音楽大学非常勤講師。藤原歌劇団団員。浜松市浜北区出身。


ピアノ:平尾 優理子(ひらお ゆりこ)
国立音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。
その後、国立音楽大学上級アドヴァンストコースにて2年間歌曲伴奏を学び、2011年3月修了。
第10回アンサンブルコンクール入賞。
ピアノを今野信子、奥田京子、花岡千春の各氏に師事。
伴奏法を花岡千春、河原忠之、星野明子の各氏に師事。
和声学を山口博史氏に師事。