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ゆるやかコンサート2015秋 ヴァイオリン・デュオ Arioso

2016.01.24

もう去年の催し物なので、いまさらレポートをお届けするのは大変申し訳ないのですが、11月20日金曜日に小ホールにて開催された「ゆるやかコンサート 2015秋」の様子をご案内いたします。また、「ゆるやかコンサート2015冬」のレポートとも前後してしまい、申し訳ありません。

出演はヴァイオリン・デュオArioso(アリオーソ)西山亞希(にしやま あき)さんと小澤諒子(おざわ りょうこ)
さんのお二人。
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ユニット名のAriosoとは、イタリア語で "歌うように" という意味。 
お二人のお名前の "亞"と"諒" の一文字も偶然かかっているとのことです。

最初はとても優しい曲からスタートです。
♪ 愛のあいさつ

次にゆったりとして、心に沁みる
♪ G線上のアリア 

演奏の後、ヴァイオリンの成り立ちや構造、弾き方(奏法)のお話。 
実際にいくつかのフレーズを弾きながら、
それぞれの違いをわかりやすく教えていただきました。

そして、ピチカートだけで出来ている曲を演奏。
♪ プリンク・プランク・プランク


ここから演奏曲は一転、子どもの世界へ

お二人がそれぞれアンパンマンとジバニャンに扮して
♪ アンパンマンのマーチ
♪ アニメ「妖怪ウオッチ」メドレー

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ここで一旦クラシックに戻り
♪ 二台のヴァイオリンのための二重奏曲 Op.70-3 No.12 より「トルコ行進曲」

そして次は再びアニメの世界。スタジオ・ジブリ・メドレーへ
♪ 空から降ってきた少女(天空の城ラピュタ)
♪ 晴れた日に(魔女の宅急便)
♪ 人生のメリーゴーランド(ハウルの動く城)
♪ となりのトトロ(となりのトトロ)

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最後は、「これぞヴァイオリンという曲です」という紹介があり、
♪ チャールダッシュ

アンコール曲は "アナと雪の女王" から
♪ ありのままで


今回のコンサートの来場者は30代のお母さんたちが約7割。圧倒的に子育て真っ盛りの世代の来場が多い回でした。
いままで5回以上来場なさっている常連の方も約1割いらっしゃいます。

アンケートではお客様から:
・ヴァイオリンの音を初めて身近に聴くことができてよかった
・クラシックからアニメまでいろいろな曲が聴けて楽しかった
・ヴァイオリンの説明が詳しくてよかった
などの声が寄せられました。
また、
・子どもが騒いでも大丈夫でよかったです
という声があった反面、
・泣き声が大きすぎるので、500円は高い !
というご不満を持たれたお客様もいらっしゃいました。

このコンサートは、子育て中のお母さんが、赤ちゃんや子どもさんを連れて、楽しめるものを目指していますので、
心を広く持っていただいて、優しく見守っていただけたらと思います。


また、出演者の方々にはこのような子育て支援の趣旨にご賛同をいただき、通常のコンサートとは違う環境の中で、演奏していただきましてありがとうございます。

尚当日は業務の都合で、一部のパートしか演奏を拝聴することができませんでしたので、録音データを基にステージを再現してみました。