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「浜松市民文芸」第57集発行

昭和31年に第1集を発行し、今回で第57集を迎えることとなりました。応募総数は延べ約2571点、応募者数延べ約603人の皆様から作品をご応募頂き、誠にありがとうございました。ぜひ多くの方にお読みいただき、文芸活動の向上と普及に役立てていただければ幸いです。発行につきまして、選者の皆様、多くの関係者の皆様のご協力を賜りましたこと、この場で御礼申し上げます。

浜松市民文芸 第57集 264P

発行・編集 浜松市・(財)浜松市文化振興財団 浜松文芸館
発行日 平成24年3月17日(土)
表紙 内山拓哉(平成23年浜松市芸術祭 第59回市展 芸術祭大賞受賞作品)
「透過する自分『~浮上~』」
選 者 部 門 氏 名
小説 竹腰幸夫
柳本宗春
児童文学 那須田 稔
評論 中西美沙子
随筆 たかはたけいこ
埋田 昇二
短歌 村木 道彦
定型俳句 九鬼あきゑ
自由律俳句 鶴田 育久
川柳 今田 久帆
応募状況 作品総数 2,571点 延人数603人
印刷部数 1,200部
価 格 500円(税込み)
販売 HCFオンラインショップ
http://www.hcf.or.jp/shop/index.html/


「浜松市民文芸」第57集 市民文芸賞受賞者

部門 作品・作品名 作者(発表名)
小 説 哭くな信康
風が吹く場所
海原  悠
山﨑Tico
児童文学 みみくんの物語 むらまつたえみ
評 論 鍼の如く(前篇) 中谷 節三
随 筆 私の癖、生き方
年賀状
父からの答え
前田 徳勇
北山 七生
和久田 理仁
終わりの夏
新常用漢字
ある駅の構内で
わが心の・・・
竹内 としみ
中村 弘枝
水川 亜輝羅
辻上 隆明
短 歌 こぼれ萩そこだけ時が見えている無風無音の寺の庭園
糸さわぐ満たされし午後和布広げ旅立つあなたに贈るコサージュ
廉太郎 一葉 啄木 子規 賢治 今さら 哭かるその享年に
膨大な妖怪漫画玉砕の地ゆ還り隻腕に描かるるものか
台風の置土産なる停電に親族浮かびく蝋燭の灯に
投げもせずかわしもなくてひたすらにがぶる相撲のはっけよいやあ
飯田 裕子
伊藤 美代
塩入 しず子

富永 さか江
内田 乙郎
定 型
俳 句    
細胞の六十兆個春待てり
若頭領木っ端枕に三尺寝
流れくる雲に跳び乗るあめんぼう
俎をはみ出す冬瓜切りがたし
爽やかに我が身の癌を撃ちにけり
制服の釦のかたき四月かな
百歳を生き抜く気骨夾竹桃
花束の如しパセリの束薫る
マンボウを見に新涼の水族館
初夏や屋号呼び合う漁師町
田中 美保子
野田 正次
山内 久子
切畠 正子
吉田 髙德
山﨑 暁子
野嶋 蔦子
藤田 節子
渡辺 きぬ代
野中 芙美子
自由律
俳 句
ビルの窓一枚の赤光となり秋の入り日
小さな天窓から月が覗く只今夢の続きです
十三夜の月を氷に閉じこめた水割り
大軒 妙子
藤本 ち江子
生田 基行
川 柳   母の海抱かれて石も丸くなる
偽りを脱いでわたしに戻る夜
はぐくんだ絆の杖に明日の風
母の味褒めて妻との距離が出来
鈴木 千代見
竹山 惠一郎
髙橋 博
馬渕 よし子


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