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9月11日(日)アクトシティ浜松中ホールにて
ジュニアオーケストラ浜松第22回定期演奏会が開催されました。
常任指揮者/現田茂夫
前半1曲目は、エルガー作曲の行進曲「威風堂々」第4番。
演奏が始まって、あれ? と思った方も多かったと思いますが、聴きなじみのある威風堂々は『第1番』なんです。
今回演奏した『第4番』は有名な第1番と似た作りになっていて、とても聴きやすい作品でした。
続いて、日本を代表するチェリストの横坂源さんをお迎えして、同じくエルガー作曲のチェロ協奏曲を演奏しました。
『源ちゃん×現ちゃん』の名コンビに、団員の持つ力以上の音を引き出していただき、見事にエルガーの世界を表現することができました。
今までの定期演奏会をふり返っても、指折りの名演と言っても過言ではないでしょう。
アンコールに弦トップのメンバーとのカルテットで「G線上のアリア」を演奏してくださいました。
後半のプログラムはシューベルトの作品を取り上げました。
1曲目にお届けした歌劇「フィエラブラス」序曲は、日本でもなかなか演奏機会に恵まれず、クラウディオ・アバドによって近年知られるようになった作品です。
先月に新潟市で行われた「ジュニアオーケストラ・フェスティバル」でも演奏を披露してきました。
続いては、交響曲第7番「未完成」です。
この曲は、第2回の定期演奏会で取り上げており、20年ぶりの演奏となりました。
なぜ、2楽章で終わってしまうのか・・・?色々諸説ありますが、今回の演奏を聴き、その答えが解ったような気がしました。
盛大な拍手にお応えしてのアンコール
お待たせしました。エルガーの行進曲「威風堂々」から『第1番』を演奏しました。
この演奏会をもって、1年間ジュニアオーケストラ浜松を支えてくれた高校3年生9名が卒団します。
長い方で8年間。いろいろな思い出ができたのではないでしょうか。
今後の活躍をお祈りしています。
2016年09月04日
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