OTUBO Toshiaki大坪 稔明
1970年名古屋市生まれ。幼少期よりエレクトーンを習うが、足が速かったため中学・高校時代は陸上部に在籍しながら音楽を続ける。オーディオマニアだった父の影響でクラシックやジャズに親しみつつも、10代にドラムを習い始めたことをきっかけにクロスオーバーや洋楽ポップスに目覚める。当時はテクノロジーの進化に伴って続々と新たな音楽が生まれていたこともあり、次第にそのサウンドやアレンジに興味を持つようになる。
高校卒業後上京し、音楽学校でジャズ理論やアンサンブルなどを学びながら、20歳の頃からキーボーディストとしての活動を開始し、’92年にラテンピアノの第一人者である故松岡直也氏のグループに加入、以後ポップスシーンを中心に様々なアーティストのコンサートやツアーでピアノ・キーボードを担当する。並行して編曲家としても活動し、アーティストのアルバム制作、コンサート、TV音楽番組等で打ち込みサウンドからフルオーケストラまでジャンルにとらわれず幅広くアレンジを担当している。
近年では鈴木雅之、夏川りみ、岡本真夜、スキマスイッチ、小椋圭、稲垣潤一、水樹奈々等のステージや作品に参加、NHK「歌謡チャリティーコンサート」「思い出のメロディ」等の番組で編曲を担当している。
Magical Sky Land
[ 作品解説 ]
この曲は経験の浅い方にもチャレンジしてもらえるよう、わかりやすく歌いやすいメロディーを心がけて書きました。
ロックのビート感、ジャズのクールな雰囲気など、ポップスの要素をいろいろと盛り込んだアレンジになっていますので、ポップス好きなグループは是非演奏してみてください。
基本となるリズムは、ラテン音楽の要素を含んだ8ビート、吹奏楽ではお馴染みのマーチ、アフリカ音楽などで使われる4拍子と6拍子を織り交ぜたポリリズムの3種類で構成してあります。
どの部分も音の長さや強さのちょっとした違いで“ノリ”が変わってくるので、アクセントやスタッカートなどの表現具合をいろいろ試してカッコ良いアンサンブルになるよう研究してみてください。
元気にハツラツとしたサウンドでいってみましょう!
[ 編成 ]
Piccolo
Flute
Oboe
Bassoon
B♭ Clarinet 1,2,3
B♭ Bass Clarinet
E♭ Alto Saxophone1,2
B♭ Tenor Saxophone
E♭ Baritone Saxophone
B♭ Trumpet 1,2
F Horn 1,2
Trombone 1,2
Euphonium
Tuba
String Bass
Timpani
Drums
Percussion 1(Crash Cymbals / Clav / Tambourine / Cowbell)
Percussion 2(Xylophone / Shaker / Marimba / Wind Chime)
Percussion 3(Triangle / Bongos / Congas / Tubular bells)