都田南小学校コンサート
2018年9月7日(金)
会場:浜松市立都田南小学校
時間:13:35~14:20
演奏者:岡本 侑也(チェロ)、小林 海渡(ピアノ)
《プログラム》
①シューマン:アダージョとアレグロ
《楽器のお話》
②ヤナーチェク:おとぎ話
《質問コーナー》
③ショパン:チェロソナタより 第2楽章、第4楽章
④交流演奏:ビリーブ
浜松市立都田南小学校にて、今年度1校目となる演奏家派遣事業「弦楽コンサート」が
開催されました。
5年生ほか90名がふれあいルームに集まり、チェロとピアノの演奏を楽しみました。
演奏は、岡本侑也さん(チェロ)、小林海渡さん(ピアノ)のお二人です。
岡本さんは2017年エリザベート王妃国際音楽コンクールのチェロ部門第2位・イザイ賞を
受賞する等、注目されているチェリストです。
小林さんも世界各地で活動を展開している若手ピアニストです。
1曲目のシューマンの曲が始まると、子ども達が熱心に聴き入っていました。
楽器のお話では、岡本さんがチェロの歴史や、弓などについて詳しく説明してくださいました。
チェロという楽器ができた当初はエンドピンがなく足に挟んで演奏していたこと、
弦には羊の腸が使われていたこと、弓は馬のしっぽをたくさん束ねて作られていること、
などの話には子ども達も「おぉー」「へぇ!」と驚きの声を出していました。
ピアノのお話は小林さん。ピアノの音が鳴る仕組み、3つあるペダルのそれぞれの用途の違いなど、
分かりやすく丁寧に説明してくださいました。
「ピアノ習っている人?」という質問をしたら、何人か手を挙げていました。
質問コーナーでは、多数の手が挙がりました。
「どのくらいの時間練習していますか?」という質問には毎日5~6時間くらい、と答えて、
また子どもたちが驚いていました。
チェロについて、「楽器についている穴は何ですか?」と質問。
f字孔と言って、弾いた音をきれに響かせるためにあります。
この穴がないと音が響きません、とのこと。
最後はチェロとピアノの演奏に合わせてビリーブを子どもたちが歌う、交流演奏です。
元気よく大きな声で歌いました。良い思い出になったのではないでしょうか。