双葉小学校コンサート
2017年6月22日(木) 会場:浜松市立双葉小学校 時間:13:35~14:20
演奏者:松田 理奈(ヴァイオリン)、小森谷 裕子(ピアノ)
《プログラム》
M.ラヴェル/ツィガーヌ
~楽器のお話~
A.ペルト/フラトレス
E,グラナドス/アンダルーサ
~質問コーナー~
G.ガーシュイン/3つの前奏曲
本日2校目は、浜松市立双葉小学校を訪れました。
前日は大荒れの天気となりましたが、天候は晴れ。
初夏らしい少し蒸し暑い気候の中でのコンサートとなりました。
演奏者は、ヴァイオリストの松田理奈さん、ピアニストの小森谷裕子さん。
松田さんは昨年度に続いての来浜です。
鑑賞したのは4~6年生の93名。ピアノのまわりを丸く囲む形で座り、
間近でヴァイオリンとピアノの音色を楽しみました。
はじめの挨拶を終えてはじまったのはM.ラヴェル作曲の『ツィガーヌ』。
冒頭はピアノ伴奏なしでヴァイオリンの音色だけが音楽室内に響きました。
ヴァイオリンのさまざま奏法(ピチカートやフラジオレットなど)を駆使する
松田さんの迫力ある演奏に、子どもたちの目は釘付けになりました。
楽器のお話では、松田さんの使用しているヴァイオリンの話に。
松田さんからの「何年前に作られたものでしょうか?」という質問には、子どもたちから
さまざまな答えが挙がりました。
答えは「今年でちょうど300歳」。日本は江戸時代の頃、ということに驚いた様子でした。
質問コーナーでは、たくさんの子どもたちの手が挙がりました。
「いつからヴァイオリンをやっているの?」という質問には、「3歳からやっています。
子どもの頃はたくさんの習い事をやりました。ヴァイオリン、ピアノ、水泳にサッカーまで。
ヴァイオリンひとつにしぼったのは、ちょうど皆さんの頃」と、松田さん。
他にも「これまでどんな国に行ったことがありますか?」など、松田さんは一つ一つの質問に
丁寧に答えてくださいました。
最後は、「オーラリー」を子どもたちの代表者と松田さんが共演。
リコーダーの音色とヴァイオリンの音色が美しく響きました。
終演後は、6年生と松田さんとの交流の場が設けられ、松田さんの子どもの頃や、ヴァイオリ
ニストとしての活動内容を通して、今後の進路について学びました。