浜松こども館は,遊びを通じた多様な社会・文化体験と,交流機会を提供する施設です。

ぴっぴの取材ママ体験記

ミュージックサロン~フルートコンサート~

ミュージックサロン~フルートコンサート~


   

小さな子どもたちにも、本物の音楽を聴かせてあげたい...。
そんな願いを叶えてくれる、素敵なイベントがあります。
ミュージックサロンは、年に6回開催されている、赤ちゃん連れOKのコンサートです。
出演者は各回でかわり、今回私が参加した6月15日(水)は、フルートとピアノの演奏の日でした。
平日の午前中の30分間という時間設定は、ちょこっと出かけるのに都合がよく、1歳3か月になる息子と一緒に楽しんできました。

会場は、開始10分前から入場できます。
ベビーカーはホールの前に置き、靴を脱いで入ります。
コンサートの開始が近づくにつれ、人が増え、どんどんにぎやかになってきました。
開場時は10組程度だったのが、開演する頃には、会場の後ろの方までいっぱいになっていました。
混雑することもあるそうなので、時間に余裕をもっていくといいでしょう。

   


中はカーペット敷きになっていて、椅子は無いので、カーペットの上に自由に座って聴きます。
小さな赤ちゃんを寝かせたり、子どもたちが自由に身体を伸ばしたりできるので助かります。
大きな窓から光がたっぷりと差し込んで、会場内は明るい雰囲気でした。
1歳~2歳前後の子が多かったですが、小さな赤ちゃんや就学前ぐらいのお子さんもたくさん来ていました。


   


ミュージックサロンでは、親同士は私語禁止ですが、ベビーたちは解禁。
そもそもマナーの通じる相手ではないのですから、涙が出るほどありがたいルールです。
演奏中も、歩き回る子、泣き出す子、寝転がる子、
喉が渇いた子はお茶を飲んでいましたし、授乳しているママや、絵本を広げている親子もいました。

フルートの野牧さんは、現役の幼稚園の園長さんです。
絵本に出てくる優しいクマさんみたいな(!?)方でした。
大きな身体からつむがれる音は、とてもパワフルで、あったかい。
伴奏ピアノの新井さんと、息の合った演奏が聴けました。
子どもたちに向かって楽しげにフルートを吹いてみせる姿は、
「さあ、こちらへおいで!音楽って素敵なんだよ!」と語りかけているかのようでした。
プロの演奏家としても活躍されていたそうです。
通常、乳幼児はコンサートに連れて行けないので、プロの音を聴けるチャンスは滅多にありません。
本当に良い機会に恵まれました。


   


とはいえ、アンヨが出来るようになったばかりの1歳児が、大人しくしているはずもありません。
演奏前からあっちへヨチヨチ、こっちへフラフラ、千鳥足で会場内をパトロール。
演奏が始まっても、キャッキャと笑いながら歩き回る息子。
普通の演奏会なら、あきらめて会場を出ていたと思います。
しかし野牧さんは、「気にしないで。自由にさせてあげてください」と仰ってくれました。
申し訳なく思いながらも、お言葉に甘えて演奏を楽しむことができました。


   


曲目は、前半はクラシックの名曲。
ワルツでは、「みんな立って!手をつないで三拍子で踊りましょう」と、
子どもたちを楽しませる工夫がありました。
やはり身体を動かすと、みんな自然に笑顔になりますね。
ママと手をつないでぴょんぴょん飛び跳ねる子、走り出す子もいました。
私は息子を抱っこして壁際に立っていましたが、
ワルツに合わせて身体を揺らしていると、腕の中の息子も楽しそうにしていました。
後半は、おなじみのジブリの曲。
ポニョやトトロなどの大好きなメロディに、子どもたちは大喜び。
手拍子で盛り上がっていました。
ただ聴くだけではなく、全身で音楽を受け止め、一緒になって参加している感じです。
とても素敵なコンサートでした。

終始落ち着きの無かった息子でしたが、時折、フルートの音に不思議そうに耳を傾けていました。
まだお行儀よく聴けなくても、途中で飽きてしまっても、
きっと子どもたちの頭の中には、この綺麗なサウンドが残っていくんじゃないだろうか。
そんな気がしました。
「ここにいる子の誰かが、将来フルートを吹くようになってくれたら嬉しいなぁ」。
野牧さんの言葉が印象に残りました。
次回のミュージックサロンは、スティールドラムの演奏を予定しているそうです。
身体に直接響いてくる、ダイナミックなドラムのサウンド。子どもたちに味わわせてあげたいですね。
次回もぜひ、参加したいと思います。

はままつ子育てネットワークぴっぴ 取材ママ ハルママ

  • 2011/07/01
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